株式会社メイコー

公表日: 2014/07/25

建設業法第28条第1項（第3号該当）

株式会社メイコーは、東京都東久留米市前沢四丁目32番22号に本社を置き、建築設備工事等を営む事業者、甲は、同法人の代表取締役として同社の業務全般を統括管理していたものであるが、甲は同会社の業務に関し、平成25年1月17日、同社が請け負った東京都板橋区内に所在の工事において、労働者が制水扉の搬出作業に従事中、加療約2か月を要する右中指、環指骨折等の負傷をし、4日以上休業することとなったのであるから、所轄の東京都豊島区池袋四丁目30番20号に所在の池袋労働基準監督署長に対し、遅滞なく、労働者死傷病報告書を提出して報告しなければならないのに、これをせず、もって法令の定める報告をしなかったものである。
これが、労働安全衛生法第100条第1項及び労働安全衛生規則第97条第1項に違反し、株式会社メイコー及び同社代表取締役、甲が罰金刑に処せられた。
このことが、建設業法（昭和24年法律第100号）第28条第1項第3号に該当する。

• 2014-07-25

  指示処分

  1 今回の事件の再発を防ぐため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備･強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育･指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社メイコーに直接お問い合わせください。