株式会社KATO

公表日: 2016/11/29

建設業法第28条第1項（第3号該当）

コンクリート圧砕機による建物解体作業に伴う散水作業のため、労働者を高さ約2.5メートルの位置にある建物2階床面に移動させるに当たり、同コンクリート圧砕機の乗車席以外の箇所であるアタッチメント部に同人を乗せて同アタッチメント部を高さ約10センチメートル上昇させ、もって機械による危険を防止するため必要な措置を講じなかったものです。
このことにより労働安全衛生法（昭和47年6月8日法律第57号）第20条第1項及び労働安全衛生規則（昭和47年9月30日労働省令第32号）第162条に違反し同社及び同社職長が罰金刑に処せられたことが建設業法（昭和24年5月24日法律第100号）第28条第1項第3号の他法令違反に該当します。

• 2016-11-29

  指示処分

  1 今回の違反行為の再発を防ぐことはもとより、今後の法令遵守体制を確立するため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じてください。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底してください。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ってください。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守してください。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、継続的に実行してください。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を平成28年12月28日までに文書をもって報告してください。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社KATOに直接お問い合わせください。