有限会社菅野工務店

公表日: 2014/09/02

建設業法第28条第1項（第3号該当）

有限会社菅野工務店が施工した大河原町字山崎町地内外の下水道災害復旧工事現場（下水管交換工事）において,平成24年10月4日,同社の現場代理人は,掘削用車両系建設機械で掘削した掘削溝の掘削側壁部分が崩壊することにより作業員に危険を及ぼすおそれがあったにもかかわらず,同社の作業員1人に掘削溝内でスコップを用いた床付け作業を行わせるに当たり,あらかじめ,土止め支保工を設け,労働者の立入りを禁止する等の労働安全衛生法（昭和47年法律第57号）第21条第1項及び労働安全衛生規則（昭和47年労働省令第32号）第361条に定める措置を講じなかった。
これにより,大河原簡易裁判所から法人及び現場代理人に対し,労働安全衛生法第119条に定める罰金の略式命令があり,平成26年5月29日に確定した。これは,法第28条第1項第3号に該当する。

• 2014-09-02

  指示処分

  1 今回の事件の再発を防ぐため,少なくとも,次の事項について必要な措置を講じること。
  （1） 今回の違反行為の内容及びこれに対する処分内容等について,役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2） 施工現場等における安全管理体制の調査点検を行うとともに,安全管理体制の整備・強化を行うこと。
  （3） 建設業法及び関係法令の遵守を社内に徹底するため,研修及び教育（以下「研修等」という。）の計画を作成し,役職員に対し継続的に必要な研修等を実施すること。
  
  2 前項各号について講じた措置（ほかに講じた措置がある場合にはこれを含む。）を平成26年9月16日までに文書により報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社菅野工務店に直接お問い合わせください。