株式会社イーグル興業

公表日: 2016/01/08

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成25年10月11日、実態的な派遣労働者が、千代田区のビル解体工事においてビル6階のダメ穴（物の投げおろしのために1階床面までを貫く開口部）付近にて設備品を投げ下ろす作業を行うにあたり、当該事業者が墜落防止措置を講じないまま作業を行わせたため、当該労働者が15メートル下の1階に墜落し死亡した。
当該事業者が墜落の恐れのある場所に係る危険を防止するための必要な措置を講じなかったことが、労働安全衛生法第21条第2項及び労働安全衛生規則第519条第1項に違反している。同法に基づき当該事業者及び同事業者本店副社長が東京簡易裁判所で罰金刑に処せられた。 同社及び副社長が労働安全衛生法により罰金刑となったことが建設業法（昭和24年5月24日法律第100号）第28条第1項第3号の他法令違反に該当する。

• 2016-01-08

  指示処分

  1 今回の違反行為の再発を防ぐことはもとより、今後の法令遵守体制を確立するため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を平成28年1月22日までに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社イーグル興業に直接お問い合わせください。