有限会社宝福工業

公表日: 2014/09/17

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成25年4月4日午後7時頃、東京都大田区東海二丁目13番地所在の水道工事現場の資材置き場内において、有限会社宝福工業の労働者が、職長甲の運転するドラグ・ショベルに轢かれ骨盤骨折等の怪我を負わせる労働災害が発生した。
同職長は法定の除外事由なくドラグ・ショベルのバケットに取り付けられたフックを用いて水道管をつり上げたまま、ドラグ・ショベルを走行させ、ドラグ・ショベルをその主たる用途以外の用途に使用していた。
これが、労働安全衛生法（昭和47年6月8日法律第57号）第20条第1号及び労働安全衛生規則（昭和47年9月30日労働省令第32号）第164条第1項に違反し、有限会社宝福工業及び同社職長甲が罰金刑に処せられた。
このことが、建設業法第28条第1項第3号に該当する。

• 2014-09-17

  指示処分

  1 今回の事件の再発を防ぐため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備･強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育･指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社宝福工業に直接お問い合わせください。