株式会社本間技建

公表日: 2017/03/08

建設業法第28条第1項（第3号該当）

同社取締役は、同社の業務に関し、平成25年11月18日、大成建設株式会社東京支店が元請である東京都足立区に所在する日立ビルシステム研修所建設計画工事現場内において、つり上げ荷重が35トンの移動式クレーンを使用して、重さ780キログラムのメース板の玉掛け作業を行わせるにあたり、法令で定める玉掛け資格を有しない労働者に当該作業を行わせた。
このことにより労働安全衛生法（昭和47年6月8日法律第57号）第61条第1項、同法119条、同法122条、労働安全衛生法施行令（昭和47年8月19日政令第318号）第20条16号及び労働安全衛生規則（昭和47年9月30日労働省令第32号）第41条に違反し同社及び同社取締役が罰金刑に処せられたことが建設業法（昭和24年5月24日法律第100号）第28条第1項第3号の他法令違反に該当する。

• 2017-03-08

  指示処分

  1 今回の違反行為の再発を防ぐことはもとより、今後の法令遵守体制を確立するため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  2 前項各号について講じた措置（同社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を平成29年4月10日までに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社本間技建に直接お問い合わせください。