有限会社松栄

公表日: 2015/01/15

建設業法第28条第1項（第3号該当）

有限会社松栄及び同社の代表取締役は、平成26年7月16日、同社が請け負ったさぬき市志度町の建物のスレート撤去工事現場において、同社作業員にスレート屋根の撤去作業を行わせるに当たり、その屋根は地上から約3.17メートルないし7.26メートルの高さにあってスレートでふかれており、踏み抜きにより労働者に危険を及ぼすおそれがあったにもかかわらず、幅が30センチメートル以上の歩み板を設けず、かつ防網を張る等踏み抜きによる労働者の危険を防止するために必要な措置を講じなかったとして、平成26年10月14日に、労働安全衛生法違反により、それぞれ罰金20万円の略式命令を受け、その刑が確定している。

• 2015-01-15

  指示処分

  建設業法第28条第1項に基づく指示
  1.今回の違反行為の再発を防止するため、次の措置を講じること。
  一 今回の違反行為の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  二 社内及び施工現場における安全管理体制の整備・強化を図ること。
  三 労働安全衛生法その他の建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  四 建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、職員に対し継続的に教育等を行うこと。
  2.前項各号について講じた措置の時期及び具体的内容等（前項各号以外に講じた措置がある場合にはその内容等を含む。）を、平成27年2月16日（月）までに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社松栄に直接お問い合わせください。