株式会社飯岡工務店

公表日: 2014/03/31

建設業法第28条第1項（第3号該当）

処分の原因となった事実
飯岡工務店は、横浜市中区内で施工した建設工事において、労働者に鉄骨の溶断作業
を行わせるにあたり、上方からコンクリートスラブ等の物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれがあったのに、防網の設備を設け、立入区域を設定する等当該危険を防止するための措置を講じなかったため、天井コンクリートが崩れ、直下で作業していた労働者に落下し、同労働者が4階から2階に落下して死亡した。その結果、同法人及び職員が平成25年12月19日付けで横浜簡易裁判所から労働安全衛生法違反で罰金刑の判決を受け、その刑が確定した。
このことは建設業法第28条第1項第3号に該当する。

• 2014-03-31

  指示処分

  処分の内容
  1 今回の事件の再発を防ぐため、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3）建設業法及び関係法令の遵守を社内に徹底するため、研修及び教育（以下「研修等」という。）の計画を作成し、役職員に対し継続的に必要な研修等を行うこと。
  2 前項各号について講じた措置（前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）について、速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社飯岡工務店に直接お問い合わせください。