有限会社藤テレコム

公表日: 2016/12/14

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成27年1月8日、名古屋市千種区池下二丁目地内の電気通信設備工事の2次下請業者として回線接続工事を請負った現場において、作業員を休憩させるにあたり、同工事現場付近の道路上に駐車した会社所有の自動車内は自然換気が不十分な場所であったのに、同車内において、内燃機関を有する発電機を使用させ、もってガスによる健康障害を防止するために必要な措置を講じなかったことにより、同作業員は一酸化炭素中毒により死亡した。
このことが、労働安全衛生法に違反し、名古屋簡易裁判所より、法人及び現場責任者がそれぞれ罰金20万円の略式命令を受け、その刑が確定した。
これは、建設業法第28条第1項第3号に該当する。

• 2016-12-14

  指示処分

  建設業法第28条第1項に基づく指示処分の内容
  
  1 今回の事件の再発を防ぐため、以下の事項について必要な措置を講ずること。
  （1） 今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2） 社内、施工現場及び下請業者の労働環境における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3） 建設工事の安全確保に関する関係法令を引き続き遵守すること。
  （4） 職員に対する建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  
  2 前項各号について講じた措置（前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を速やかに文書でもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社藤テレコムに直接お問い合わせください。