中田屋株式会社

公表日: 2014/02/05

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成25年5月17日、倉敷市内の宅地造成工事現場において、掘削作業中、作業箇所に近接した既設のコン クリートブロック塀が倒壊し、中田屋株式会社の労働者1名が、その下敷きとなり重傷を負う労働災害が発生した。
中田屋株式会社の代表取締役及び作業管理者は、この掘削作業を行わせるにあたり、コンクリートブロック塀が倒壊しないよう、同ブロック塀をあらかじめ撤去する、補強するなどの危険防止措置を講じなければならなかったのにこれを行わなかった。
このことにより、倉敷簡易裁判所から同社及び同社作業管理者が労働安全衛生法違反でそれぞれ罰金10万円の略式命令を受け、その刑が確定している。
このことは、建設業法第28条第1項第3号に該当すると認められるものである。

• 2014-02-05

  指示処分

  建設業法第28条第1項の規定による指示
  （1）今回の違反行為の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令の遵守を社内に徹底するため、研修及び教育の計画を作成し、役職員に対し、継続的に必要な研修及び教育を行うこと。
  （4）上記（1）～（3）について、貴社が講じた内容を文書により報告すること。（研修会を実施した場合は、その状況写真を添付すること。また、貴社において上記以外の措置を講じた場合は、併せて報告すること。）

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や中田屋株式会社に直接お問い合わせください。