株式会社オーパ

公表日: 2016/06/14

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成27年5月8日、株式会社オーパが請負業者として施工する豊川市国府町の解体工事現場において、同社の労働者が建屋の1階屋根（軒の高さ2.99メートル）に上がり、屋根の瓦を取り外す作業をしていたところ、同屋根から墜落し、死亡した。
労働者に安全帯を使用させるなど墜落による危険を防止するための措置を講じていなかったものである。
このことが、労働安全衛生法に違反し、豊橋簡易裁判所より、法人及び現場責任者がそれぞれ罰金20万円の略式命令を受け、その刑が確定した。
これは、建設業法第28条第1項第3号に該当する。

• 2016-06-14

  指示処分

  建設業法第28条第1項に基づく指示処分の内容
  
  1 今回の事件の再発を防ぐため、以下の事項について必要な措置を講ずること。
  （1） 今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2） 社内、施工現場及び下請業者の労働環境における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3） 建設工事の安全確保に関する関係法令を引き続き遵守すること。
  （4） 職員に対する建設工事の安全施工に関する教育・指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  
  2 前項各号について講じた措置（前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を速やかに文書でもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社オーパに直接お問い合わせください。