有限会社服部板金ダクト工業

公表日: 2015/02/12

建設業法第28条第1項（第3号該当）

平成26年5月3日、茨城県内の工事において、スレートで葺かれた屋根の上で作業を行う場合、踏み抜きにより労働者に危険を及ぼすおそれがあったのに、幅が30センチメートル以上の歩み板を設け、防網を張る等踏み抜きによる労働者の危険を防止するための措置を講じず、もって墜落するおそれのある場所に係る危険を防止するため必要な措置を講じなかった。
このことが、労働安全衛生法（昭和47年6月8日法律第57号）第21条第2項、及び労働安全衛生規則（昭和47年9月30日労働省令第32号）第524条に違反し、有限会社服部板金ダクト工業及び同社代表取締役が罰金刑に処せられた。
このことが、建設業法第28条第1項第3号に該当する。

• 2015-02-12

  指示処分

  1 今回の事件の再発を防ぐため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の事件の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底するこ
  と。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備･強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令を遵守すること。
  （4）職員に対する建設工事の安全施工に関する教育･指導の計画を作成し、継続的に実行すること。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこ
  れを含む。）を速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社服部板金ダクト工業に直接お問い合わせください。