有限会社フォスベル・アジア・リミテッド

公表日: 2014/02/26

建設業法第28条第2項（1号及び2号）

処分の原因となった事実
同社は、建設業法（以下「法」という。）第3条第1項の許可を受けていないにもかかわらず、複数の工事において、同法施行令第1条の2第1項で定める軽微な工事の範囲を超えて請負契約を締結したことは、請負契約に関し不誠実な行為に該当する。
また、建設工事の施工に当たって、高度の注意義務が求められる中、法に基づく適正な技術者の配置がないことは、公衆に危害を及ぼすおそれがある。
これらのことは、法第3条第1項及び同法施行令第1条の2第1項に違反し、法第28条第2項の指示処分に該当する。

• 2014-02-26

  指示処分

  処分の内容
  1 今回の違反行為の再発を防ぐため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること
  （1） 今回の違反内容及びこれに対する処分内容について役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2） 建設工事の請負契約を締結する際、建設業法施行令で定める金額以上の契約金額である場合には、該当する工事に関する建設業許可を有しないまま契約を締結しないこと。
  （3） 建設業法及び関係法令の遵守を社内に徹底させるため、研修及び教育（以下「研修等」という。）の計画を作成し、役職員に対して継続的に必要な研修等を行うこと。
  （4） 業務運営の調査点検を行うとともに、社内の業務管理体制のより一層の整備を行うこと。
  
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合はこれを含む。）を速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や有限会社フォスベル・アジア・リミテッドに直接お問い合わせください。