みづほ工業株式会社

公表日: 2020/01/24

建設業法第28条第3項（第1項第3号該当）

平成31年2月6日、富山県小矢部市内の工事現場において、下請業者の作業員に、屋根の上に板金を取付ける作業を行わせるにあたり、当該作業床として使用させていた屋根は高さ4.52メートルで、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれがあり、かつ、手すり等を設けることが容易であったのにこれを設けず、もって請負人の労働者の災害を防止するために必要な措置を講じなかった。これにより、作業員は屋根から転落し、翌日未明に死亡した。
以上のことが労働安全衛生法に違反したとして、みづほ工業株式会社及び同社の現場代理人は令和元年11月21日に高岡簡易裁判所からそれぞれ罰金刑の略式命令を受け、いずれもその刑が確定している。
このことは、建設業法第28条第1項第3号に該当すると認められる。

• 2020-01-24

  指示処分

  1 今回の違反行為の再発を防ぐため、少なくとも、以下の事項について必要な措置を講じること。
  （1）今回の違反行為の内容及びこれに対する処分内容について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）施工現場等における安全管理体制の調査点検を行うとともに、安全管理体制の整備・強化を図ること。
  （3）建設業法及び関係法令の遵守を社内に徹底するため、研修及び教育の計画を作成し、役職員に対し継続的に研修及び教育を行うこと。
  2 前項各号について講じた措置（貴社において前項に係る措置以外に講じた措置がある場合にはこれを含む。）を速やかに文書をもって報告すること。

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁やみづほ工業株式会社に直接お問い合わせください。