株式会社ケイ・エヌ・ビー

公表日: 2015/12/17

建設業法第28条第1項（第3号該当）

株式会社ケイ・エヌ・ビーは、平成26年8月28日、倉敷市内の解体及び瓦礫撤去工事現場において、派遣労働者にスレート葺き屋根の撤去工事を行わせるにあたり、同屋根の踏み抜きにより労働者の危険を及ぼすおそれがあったにもかかわらず、踏み抜きによる危険防止措置を講じなかったため、当該派遣労働者に屋根を踏み抜いてコンクリート床面に墜落し、脳挫傷、胸腰椎圧迫骨折、左肩甲骨骨折他重症を負わせた。
このことにより、倉敷簡易裁判所から同社及び同社の現場責任者が、労働安全衛生法等違反でそれぞれ罰金20万円の略式命令を受け、その刑が確定している。
このことは、建設業法第28条第1項第3号に該当すると認められる。

• 2015-12-17

  指示処分

  建設業法第28条第1項の規定による指示
  （1）今回の違反行為の内容及びこれに対する処分内容等について、役職員に速やかに周知徹底すること。
  （2）社内及び施工現場における安全管理体制のより一層の整備・強化を図ること。
  （3）建設工事の安全確保に関する関係法令の遵守を社内に徹底するため、研修及び教育の計画を作成し、役職員に対し、継続的に必要な研修及び教育を行うこと。
  （4）上記（1）～（3）について、同社が講じた内容を文書により報告すること。（研修会を実施した場合は、その状況写真を添付すること。また、上記以外の措置を講じた場合は、併せて報告すること。）

この違反情報は公表から1年以上経っており、すでに是正されているものと思われます。詳細は関係省庁や株式会社ケイ・エヌ・ビーに直接お問い合わせください。